お知らせ

2025-08-30 11:08:00

第1回桜講演会アンケート結果のまとめ

夏休み最後の土曜、日曜となりました。それぞれの学校、ご家庭では9月1日の始業式を迎えるにあたって、休日ではありますが、2学期を迎える願いや準備などで慌ただしくされているかもしれませんね。

さて、「桜」は本日ようやくアンケート結果について、お知らせできるようになりました。大変遅くなり申し訳ございません。

参加者の93%もの方々が書いて寄せてくださったアンケートは私たち「桜」のスタッフだけが読ませていただくのは、もったいない。ぜひ、皆様と共有したいと思いました。しかし、アンケートの自由記述をそのまま掲載してもいいかの同意を得ていませんでしたので、結果をお知らせしてよいのかどうか思案していました。

しかし、そもそも、この講演会は参加者の方々が繋がっていただくことを目的としていました。本気になると知恵が出る、繋がり合おう、という願いがありました。それならば、やっぱりそれぞれの思いを知り合える情報をしっかりお伝えしなければならないと考えました。もし、そんなつもりで書いていなかった・・・という方がおられましたら、大変ごめんなさい。お許しください。

今回まとめるにあたっては、それぞれの感想のキーワードとなる文言に注目してまとめました。キーワードであっても、おそらく書かれた方の意図された想いを共有していただけるのではないかと思います。

『自分が、自分たちが、できることから本気で動く!!』 2学期が躍動の学期になることを願ってやみません。

まだまだ、暑さが続きますが、どうぞ皆様お身体にご留意なさって楽しくご活躍いただきますように。         画像さくらちゃん.jpg

pdf アンケート結果①.pdf (0.2MB)   

pdf アンケート結果②(自由記述より).pdf (0.18MB)

2025-08-19 13:59:00

第1回桜講演会のお礼

8月9日、第1回桜講演会「不登校を考える」。

お盆前の時期ではございましたが、但馬内の各地区からだけではなく但馬外からも多くの方にお越しいただき、盛会に終えることができました。ご参集いただきました皆様、誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

アンケートにも感想をたくさんお寄せいただき、感謝申し上げます。すぐに目を通させていただきました。その集約と共にお礼を!!・・・と考えていたのですが、お盆はなかなか時間が取れぬまま、本日に至っております。

今回の中尾繁樹先生の講演会から、今後への示唆としてそれぞれが持ち帰られたことがらは様々であろうかと思いますが、夏休み終了後の2学期初めに向けて、「自分ができることから動き出そう」という感想が多数散見されたことは印象的でした。この2学期の始まりが楽しみに思えました。「動き出すこと」は、学校として、個人として、担当者として・・・校内でばらばらではなく繋がり合っていることがより効果的な対応となりますね。

今回さらに重要な視点を中尾先生はお話されました。「正しい判断は、その子に関するより多くの正しい情報から生まれる」。

アセスメントの重要性につながるお話だと思いました。

2025-08-08 01:01:00

いよいよ明日開催・・・第1回桜講演会「不登校を考える」(中尾繁樹先生)

 「桜」の私たちは、本講演会のことを知っていただきたくて、但馬内の小中学校、高等学校、特別支援学校の全ての学校と朝来市のこども園にメールや郵送や直接訪問等の方法でお伝えしてきました。

 参加しますとの申し込みを受けるたびに、ありがたさと嬉しさでワクワクしました。なぜならば、喫緊の課題である「不登校」について、困っている子どもたちや環境に視点を置いた中尾繁樹先生のお話を「但馬」内の先生方や関係者の皆様と一緒に同じ場で傾聴することができるからです。

 新任一年目の夏、私は東井義雄先生のお話を勤務校で拝聴するという得難い経験をさせていただきました。先生の「どの子も子どもは星」「根を養えば樹は自ら育つ」という言葉と共に、『教育とは人間を育てることなのだ、親や教師の生きざまなのだ、子どもはどの子もそれぞれがそれぞれの光をいただいて自分の光を見て見てとまばたきしている、そのまばたきを見てやろうじゃないか、応えてやろうじゃないか、子どもの星を天いっぱいに輝かせてやろうじゃないか』と語ってくださったことは、感動と共に胸の中にすとんと落ちました。新任一年目の一学期を私なりに振り返ることができ、次の一歩を踏み出す楽しさと勇気を得ました。

 そして、数十年後、中尾繁樹先生にお会いし、「ひとりひとりのこどもを視る」ためには深く広い知見と豊かな経験と地道に精進を重ねていくことが大切だと痛感するに至りました。今回の「不登校を考える」というテーマは「桜」からお願いしました。「それぞれの星がどうまばたきしているのか」それに気づかずして、大人としてこどもへの光にはなれません。先人が育んでくれた「但馬」への誇りとその地に生きる子ども達のために、どうしていくか、きっと参加者の皆様のお心にまた一つぽっと灯りがともるのではないかと思います。

 ようやく明日開催にたどり着きました。事前に参加申し込みできなかったという方も当日参加もOKですので、どうぞお越しくださいませ。一緒に研修できますことを楽しみに心よりお待ちしております。

     

2025-07-18 16:13:00

続! 桜講演会「中尾繁樹先生」のお知らせ

兵庫県内の学校は、本日そろって1学期の終業式となり、明日19日から夏休みに突入ですね。

今年も暑い夏が続きそうですが、子どもたちは大喜びのことでしょう。

先生方も1学期間、お疲れ様でした。夏期休業中といえども出勤はもとより研修予定が目白押しかと思いますが、まずはこの三連休は、ゆっくりとおくつろぎください。

さて、話は変わりますが、8月9日(土)の第1回桜講演会へのお申し込み、ありがとうございます。参加を予定しているけれど、申し込みはこれからですという方も多いのではないかと思います。

 前日夜の会場内設定や当日の受付でお渡しする研修資料などの準備の都合上、申し込み締め切りは、8月4日(月)とさせていただいています。

会場の郷ホールで、テーブルと椅子の用意ができる定員は150名のようです。チラシには「当日参加も可」と掲載しておりますが、状況によれば席が椅子のみになる場合もございますので、その点ご理解のほどよろしくお願いします。

また、研修資料も8月4日までに参加申し込みいただいた人数分は用意できるのですが、当日参加の場合、資料がお渡しできない可能性もございます。その際はどうぞご容赦いただきたくお願いします。

 講演会が近づきましたら、またこの「お知らせ」欄で詳細をUPする予定です

2025-07-13 00:34:00

中尾繁樹先生の講演会を1か月後に控えて

 毎日、たくさんの方が、このHPに入ってくださっています。その中の多くの方が、中尾繁樹先生の講演会についての情報を得るために、見に来てくださっているのだろうと思います。本当にありがとうございます。

 とはいえ、学期末の多忙な職務の7月ですから、「参加申し込み」の手続きにはまだ至っていないという方も多いのではないでしょうか。そこで、この講演会を企画した想いについて少し語らせていただきたいなと思いました。

 「登校拒否」から「不登校」という文言が使われるようになったいきさつは、行きたいのだけれど様々な理由から登校できないのだという実際があることに目が向けられ、「拒否」ではなく本人の意思に関わらず学校に行けていない状況をより包括的に捉えて、子どもを支援するための言葉として定着してきたと言われています。「支援すること」に焦点が向けられてきたのです。例えば、登校できない要因がヤングケアラーである場合への支援は、地域の行政や民間の支援も欠かせません。

 また、登校できない理由の一つのケースとして、自分自身を否定せざるを得ないような状況が続き、学校という場所での安心感が喪失したため、自分の心とからだを守るために登校できない子も多くいます。そのように様々な要因がありますので、学校や先生たちも本人やご家族と連携しながら日々の対応に心砕かれていることでしょう。

 一人の子だけで、一人の教師だけで、一つの学校だけでの課題にするのではなく、但馬地域内全体で喫緊の課題として向き合い、これまで関わってこられた方々の知恵や取り組みを共有し、さらにそこから深めていこうという大きなうねりが生じることで、子どもたちも関係者も諦めずにさらに前を向いて進んでいけます。但馬全域の小・中・高の学校にお知らせさせていただいたのは、そういう理由からです。

 ZOOM研修ではなく、対面の講演会で場を共有していただくだけでも、ではどうしていこうかといううねりが起こるきっかけの一つになるのではないかと胸を膨らませる次第です。夏の暑い最中ではございますが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 申し込みはHP内の「第1回桜学習会(講演会」の申し込み欄からとしていますが、HPに入るお時間がない場合は、桜の事務所への電話(079-672-5678)でも対応させていただきます。

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