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嬉しいある日の午後
今日は、朝の水やりができず、用事を終えて帰宅してからした。
ホースを手に水やりをしていると、向こうから三人の子どもたちが楽しそうに下校している姿が目に入った。
(水をかけないように早くしなくっちゃ!!)と急いでいると、そこから一人の男の子が手を振ってくれている。
(お迎え?)と周りを見てもそれらしい人影は見当たらず。(えっ!!私に?)
ホースの先を下に向ける私のところに、走って駆け寄ってくれた。
「こんにちは!!」「はい、こんにちは。お帰りなさい。」
「オレのこと、覚えてるか?」「えっ!」
追いついてきた女の子が、「こども園にきたことあるやろ。覚えてるで。」
(あー、あの時の!!)
「忘れたん。」「ううん。覚えてるで。あんまりも大きくなってるから分からなかった。」
「あん時、オレのことだけ、見守りにきてたんやろ?」
「はい、そうやで。 どうや、元気にやってるか?」
「うん、元気やで。オレ、水がかかっても平気やから。」
(なんちゅう、やさしいんや!!)
「またな!!」と男の子は笑顔で手を振って、友だちと角を曲がって帰っていった。
小さな子どもたちに前に進む元気をもらえた嬉しい午後のひとときだった。